先日の昼、大きな地震が起こった時
私は会社で仕事をしていました。
ドツン!と一発大きい振動がありその後
グラグラと大きな揺れ。
逃げようか逃げるまいか一瞬迷いましたが
その後大事に至ることはなかったので「びっくりしたね~」なんて言いながら皆仕事を続行。
しかし!
この時の私の頭の中は家の事でいっぱい!
どうしよう。。。。
グシャッと潰れていたりしたら
どっどうしよう。。。。。
崩れ落ちていたらどうしよう。。。。
定時ぴったりに仕事を上がり、車を飛ばして1時間。
日光の古民家へ
不安な気持ちで玄関の扉を開けると、、、
なんてことはない、いつもの風景。
よかったーーーーー!!!!!!!!!
築100年はやはりすごい!!!!
家に帰って色々調べているうちに
古民家が地震に弱いわけではないことが
わかりました。
ただ地震への対策が現代の家の概念とは全く違うようです。
具体的な構造としては、柱や梁は「木組み」といって、端を凹凸に加工した「仕口」で接合しされていて
そうした木組みが何重にも重なり、古民家は家が大きな鳥籠のような構造になっています。
それによって、地震の揺れに対し、木と木とが多少めりこみあいながら一緒に揺れることで「やわらかく」地震力を受け流してしまうそうです。
現代の家を「剛構造」というのに対し
古民家は「柔構造」というらしい。。。
ただ「柔構造」に対しては現在の科学で解明されていない部分が残っているため
「剛構造」のみが採用されているそうです。
しかしながらここに100年も佇んでいる実績は伊達じゃない!!
頼りになるお家です!
目指せプラス100年!!!